共同研究の打ち合わせで中東はカタールの首都、ドーハに来ています。
ホテルのあるエリアは砂漠を開拓して近代的なビルをたくさん建築中です。
一人あたりGDPは世界最高レベルで、成長目まぐるしいです。更地か高層ビルかと言う感じです。
広いです。学部生が400人ほどいるそう。
受付にはロボセプショニストのHalaが待機しています。
"Where is the restroom?"など、簡単なことなら彼女に質問すれば案内してもらえます。
Halaが質問を理解してくれないときは、隣の警備員に聞くのがベスト。
カタールは第2公用語が英語なので、アラビア語がわからなくても安心です。
というかカタール人少数、英語圏のインド、フィリピンなどの外国人労働者ほとんどという国なのです…。
アメリカは医療制度、貧困対策など問題がある制度は多いが、高等教育(大学/大学院)だけは格別に成功しているシステムだそうです。誰が言っていたか忘れましたが、その通りだと思います。
それで、近年はその高等教育を海外に輸出するのが活発です。
CMUはピッツバーグメインキャンパス以外にもシリコンバレー、オーストラリア、ギリシャ、
ポルトガル、カタール、神戸などに拠点があります。アフリカのルワンダにも今後進出するとか。
同様の傾向は他のアメリカの大学にも見られ、MITだったらシンガポールやどこかヨーロッパの国にジョイントプログラムがあった気がします。MITの中国進出計画も話題になりました。
カタールの元々砂漠だった広大なEducation Cityには、CMU以外にもテキサスA&M、ノースウェスタン、ジョージタウン、コーネル医学部などいろいろな大学が拠点を構えています。
CMUの前身CITを創設したアンドリュー・カーネギーのモットー"My heart is in the work"。
ちなみに「メロン」はアンドリュー・メロンから来ています。
カタール人は全体の1/8ほど。女子率が高く、中東の女性は遠くの欧米大学
には留学させてもらえないのがひとつの理由だそうです。
規律が厳しいことぐらいしか知りませんでしたが、実際に来てみると非常に興味深い文化です。
特にカタールは他のイスラム圏の国と比べても特殊で面白いです。
5月でも昼は40度、夜でも30度くらいあり、海に面しているので湿度もあります。
CMUQの人は真夏に比べたら全然平気とおっしゃいますが・・・。日本の夏を思い出しました。
さっきのがCMUQの裏口、こっちが正面玄関です。
セレモニー用の広場。
ひたすら広い駐車場。
カタールは金曜と土曜が週末で日曜は平日という国なので、今日金曜はガラガラでした。
CMUQそばのコンベンションセンター。
ホテルのそばにも巨大なのを建築中でした。
カタールについてはまた書きたいと思います。
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